妊活中のホットヨガの頻度はどのくらい?妊活への効果と注意点も|現役ホットヨガ講師が徹底解説

妊活中の女性にとって、妊娠の可能性を高めるためには健康的な生活が必要不可欠であり、ホットヨガは妊活に効果的な運動のひとつとされています。

しかし、以下の疑問を持つ方も多いでしょう。

ホットヨガが妊活に効果があるって聞いたんだけど、実際にはどうなんだろう?どのくらいの頻度でホットヨガをやったら良いのかな?

本記事では、現役ホットヨガ講師の私がこんな疑問にお答えします。

不安を解消した上で、気持ちよくホットヨガデビューしましょう!

本記事の内容

  • 妊活中のホットヨガの頻度
  • ホットヨガの妊活への効果
  • 妊活でホットヨガを行う際の注意点

本記事の信頼性

年間400レッスン以上担当する現役ホットヨガ講師が、あなたの疑問を解決します。

目次

妊活中のホットヨガの頻度

結論から言うと、妊活中のホットヨガの頻度に特に決まりはありません。

Ryoko

中にはほぼ毎日通っているような方もいます。

そう言われても…。目安はないの?

ホットヨガの頻度について、なかなかイメージしづらいと思うので、最初は以下のようなペースで通うといいでしょう。

  • 徐々にホットヨガに慣れていきたい初心者:週1回ペース
  • 妊活もしたいけど、ダイエットもしたい方:週2〜3回ペース

全くのホットヨガ初心者で、徐々にホットヨガに慣れていきたい方は最初は週1回ペースで始めるのも良いと思います。

週1回でも、リラックスやストレス解消効果、代謝の向上を感じることができ、妊活には効果的でしょう。

ただ、週1回では正直なところ、すぐに効果を感じるということは難しいです。

効果の感じ方には個人差があります。

もし早く効果を感じたい場合、妊活とあわせてダイエットもしたいという場合は、週2〜3回ペースで通うのがおすすめです。

週2〜3回であれば、無理なくホットヨガを続けることができ、身体にも負荷がかかりすぎないちょうどいいペースだと思います。

Ryoko

インストラクターとしては、せっかくホットヨガをやるなら、週2〜3回程度は通ってほしいと思っています!

ホットヨガの妊活への効果

では、ホットヨガが妊活に対してどんな効果を持つのか紹介します。

ホットヨガの妊活への効果は以下の4点です。

ホットヨガの妊活への効果
  1. 冷え・基礎代謝の改善により、子宮機能が高まる
  2. ホルモンバランスの改善
  3. ストレス解消
  4. 骨盤の歪みの改善

冷え・基礎代謝の改善により、子宮機能が高まる

妊活にとって冷えは重要な問題です。

体温が低いということは全身の血流も悪いということですが、血流が悪いと卵巣や子宮の働きも悪くなります。

例えば子宮の働きが悪くなると、着床の準備がうまくいかず、受精卵が着床しづらくなるなどの影響が考えられます。

ロート製薬のHPでも、妊活にとって冷えは大敵であると紹介されています。

ホットヨガを行うと、様々なポーズで筋肉がつくほか、血行が良くなることで基礎代謝が上がります。

また、呼吸を整えリラックスすることで、自律神経の働きも良くなり、体温調整機能も高まることで冷えの改善につながります。

これにより、子宮や卵巣までしっかりと血液が行き渡り、妊娠しやすい体質になることが期待できます。

冷えを改善することで、妊活へ効果が出るだけでなく、肩こりやむくみの改善にもつながるので、一石二鳥ではないでしょうか。

ホルモンバランスの改善

ホットヨガを行うことで、ホルモンバランスも改善されます。

女性の身体の中では「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つがバランスを取りあっており、生理のメカニズムが生まれています。

このホルモンバランスがなんらかの原因で乱れると、生理不順や不妊の原因に。

しかし、ホットヨガを行うことで、ホルモンバランスも整えられ、妊活にも良い影響が出ます。

ホットヨガスタジオLAVAでは、「美律ホルモンヨガ」というレッスンを実施しており、ホルモンバランスを整える効果が期待できますよ。

引用:ホットヨガスタジオLAVA HP

ストレス解消

ストレスも妊活に大きな影響を与えます。

人間は、ストレスを感じると「プロラクチン(胃潰瘍などを抑制する)」や「コルチゾール(心拍数を上げ、体を緊張状態にする)」などのホルモンが分泌されます。

これらのホルモンは、排卵を抑制したり、女性ホルモンの分泌を低下させたりする作用があるため、妊娠の確率を下げることにつながることがあるのです。

(参考:医療社団法人「冬城産婦人科医院」HP

生理不順や生理痛が重くなることの原因にもなります。

しかし、ホットヨガを行うと、レッスンの中で普段のストレスを忘れ、自分自身の心身と向き合う時間が生まれます。

また、レッスンが終了し、スタジオを出た際の爽快感は単純に気持ちが良く、ストレス解消につながるでしょう。

Ryoko

レッスンが終わった後は本当に爽快です!

骨盤の歪みの改善

ホットヨガは、骨盤の歪みを改善する効果もあります。

骨盤が歪むと子宮や内臓の血流が悪くなり、必要な栄養分を運ぶことができなくなり、妊娠しにくくなるとされています。

また、骨盤が歪むことで子宮や内臓が正しい位置からズレてしまう恐れがあり、子宮機能が上手く働かないリスクが増加することにも。

Ryoko

ホットヨガで骨盤の歪みを整えることは、出産前の備えにもなります!

妊活中にホットヨガを行う上での注意点

ホットヨガの妊活への効果は多々ありますが、一方で、妊活中にホットヨガを行うにあたって注意点もあります。

妊娠が判明したら、ホットヨガを休止する

1つ目は、妊娠が判明したらホットヨガを休止するということです。

妊娠中にホットヨガを行うリスクとして、以下項目が考えられます。

妊娠中にホットヨガを行うリスク
  1. 脱水症状になる恐れがある
  2. 転倒してケガをするリスクがある
  3. 赤ちゃんの発育に影響が出る可能性がある

詳しく説明していきます。

脱水症状になる恐れがある

妊娠すると、基礎代謝は上がります。

妊娠中の基礎代謝量は、妊娠初期で5%、妊娠後期には15〜20%ほど増加すると言われています。

代謝が高くなれば、その分汗もかきやすくなるので、普段よりも多くの水分を必要とします。

その他、つわりでもどしてしまったり、身体の血液量や揚水量が増加したりすることも加えると、妊娠すると脱水症状になるリスクはただでさえ高い状態です。

ホットヨガは大量に汗をかくため、この脱水症状になるリスクをより高めてしまいます。

転倒してケガをするリスクがある

ホットヨガのスタジオは床が汗で濡れていることもあります。

そのため、足を滑らせて転倒してケガをしてしまうリスクが考えられるでしょう。

Ryoko

妊娠していなくても、滑らないように注意が必要です。

また、お腹が大きくなり身体が変わってくると、ヨガのポーズをとっている最中にもバランスを崩しやすくなっていますし、ヨガのポーズの中にはお腹を圧迫するポーズもあります。

お腹に衝撃を与える可能性があるので、こういった面からもホットヨガを行うことを避けるべきとも言えます。

赤ちゃんの発育に影響が出る可能性がある

ホットヨガの高温環境は赤ちゃんの発育に影響を与える可能性があるとの研究報告もあります。

世界で最も多く読まれている雑誌、「ナショナルジオグラフィック」では、昨今の猛暑が赤ちゃんの発育に影響を及ぼすという報告を掲載しています。

2020年の研究では、気温が1度上昇すると早産と死産のリスクが5%増加するとの研究結果も紹介されており、妊娠中の高温環境の危険性が指摘されています。

妊娠中にホットヨガを行ったからといって、直ちに影響があるという研究結果ではありません。

ホットヨガのやりすぎに注意

2つ目は、ホットヨガのやり過ぎに注意するということです。

ホットヨガを行うことで、深い呼吸と集中により副交感神経の働きが安定し、自律神経が整えられるという効果があります。

しかしレッスンを過度に受けると、スタジオの暖かい環境と、スタジオの外の冷たい環境を頻繁に行き来することで気温の変化を急激に受け、かえって自律神経が乱れる原因となってしまいます。

自律神経が乱れると、妊娠に影響する女性ホルモンのバランスも乱れるため、妊活には悪影響です。 

何事もやりすぎは禁物…。

妊娠中は常温のマタニティヨガがおすすめ

妊活中のヨガの代わりに、妊娠中に何かできることはないかな?

妊娠が判明したらホットヨガは休止することをお勧めしますが、代わりに妊娠中は、常温のマタニティヨガをおすすめします。

マタニティヨガは、妊娠初期から出産までの期間に、心身ともに健康的に過ごすためのヨガ。

マタニティヨガは特に、妊娠初期に起こりやすい腰痛や便秘、むくみ、イライラ、不安感など、様々な不調の緩和に効果的と言われています。

また、マタニティヨガは、出産に向けての準備としても有効です。

お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて、骨盤が開いていくため、骨盤を支える筋肉と骨盤自体にも大きな負担がかかりますが、マタニティヨガは、出産時に必要となる柔軟性や筋力の強化にもつながります。

実際に、マタニティヨガは、産婦人科の医師や助産師からも支持されていることが、全米妊娠協会のHPなどから分かります。(参考:American Pregnancy Association

Ryoko

妊娠期間を健康に送りたい皆さんにオススメ!

ホットヨガスタジオLAVA荻窪店・梅田店では、常温のマタニティヨガを開催しています。(2023年4月現在)

まとめ

今回は、妊活中のホットヨガにおける頻度・効果・注意点について紹介しました。

妊活中のホットヨガの頻度・効果・注意点については以下の通りです。

ホットヨガのおすすめの頻度
  • 徐々にホットヨガに慣れていきたい初心者:週1回ペース
  • 妊活もしたいけど、ダイエットもしたい方:週2〜3回ペース
ホットヨガの妊活への効果
  1. 冷え・基礎代謝の改善により、子宮機能が高まる
  2. ホルモンバランスの改善
  3. ストレス解消
  4. 骨盤の歪みの改善
妊活中にホットヨガを行う注意点
  1. 妊娠が判明したら、ホットヨガを休止する
  2. ホットヨガのやり過ぎに注意する

ホットヨガは妊活に効果があると言われていますが、妊娠についてはコントロールが難しい部分もあります。

妊活のためでもありますが、健康のためにも気楽な気持ちでホットヨガを始めた方が、結果的に長続きし、良い結果に結びつくことも考えられます。

まずは試しに、ホットヨガを始めてみませんか?

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